UDL(学びのユニバーサルデザイン)はアメリカで流行っていて、日本での認知はあまり高くありません。UDLを研修で学んで「学習者主体」というところに興味をもち、もっと勉強したいと思いました。しかし、UDL関連の書籍が残念なことにほとんどありません。そこで、実際に読んでみてほしいものを紹介します。
UDLと異なるもので「授業のUD」というものがあります。「授業のユニバーサルデザイン」の書籍は結構あります。だから、UDLと間違えて購入してしまいます。これが初心者あるあるになります。「授業のUD」も、もちろん参考になりますし、授業改善のヒントとなるものがいっぱいあります。参考に読んでみてください。
以前、研修で桂先生の話を聞く機会がありました。話が上手でとても参考になりました。それで、こちらの書籍を購入してみました。指導方法の話が中心で、自分が求めるものとは少し異なりました。余計に、UDLについて学びたいと感じたことを思い出します。「授業のユニバーサルデザイン」についても勉強してみます。
学びのユニバーサルデザイン ークラス全員の学びを変える授業アプローチー
UDL 学びのユニバーサルデザイン ークラス全員の学びを変える授業アプローチー (東洋館出版社)
最初に読むなら、この書籍。しかし、理論的な内容が強く少し読みづらいかもしれません。パラパラ見てみて興味が沸いたところから読み始めたらいいと思います。
学びのユニバーサルデザインの教科書的な書籍になります。具体的な実践例もありますが、アメリカだからなぁという感じもしてしまいます。しかし、学びのユニバーサルデザインを学ぶなら、この本を購入してみて読めるところから読んでみてください。時間をおいてもう一度読むと理解が深まります。つまり、いきなり最初から読むと難しく感じます。
授業のユニバーサルデザイン vol.12
授業のユニバーサルデザイン vol.12 (東洋館出版社)
-特集1 多様な学び方が生きる授業 特集2 学びのエキスパートを育てるUDL-
授業のUDとUDLは似ていて異なるものだと思っていました。しかし、授業のUDが「教師主導から学習者主体」に方向転換しようとする部分が見えたりして興味深い。授業のUDについて関心が出てきました。また、指導案検討から実際に国語の授業する場面は読み応えがあり、とても参考になりました。内容もインタビュー形式もあり、読みやすい。
リンク
授業のUDの桂聖先生と学びのユニバーサルデザインのバーンズ亀山静子先生との対談は読む価値があります。この2つのいいところが混ざり合っていけるといいのですが…。
月刊誌 指導と評価 2020年 2月号
月刊誌 指導と評価 2020年 2月号 特集 学びのユニバーサルデザイン(UDL) (図書文化社)
大学の先生たちの理論的な内容と小中高の先生たちの授業実践が掲載されていて分かりやすいと思います。学びのユニバーサルデザインを学ぶなら、こちらの本がいいです。理論的な部分と実践の部分がまとめられていて、非常に参考になりました。バックナンバーを購入しようとしても、郵便局で振り込むのがめんどうくさいです。内容がいいだけに非常に残念に思います。
最初に読むなら、これが分かりやすく、実践例も多い。しかし、バックナンバーしか売っていないのが残念です。
中学校数学科 ユニバーサルデザインの授業プラン30
中学校数学科 ユニバーサルデザインの授業プラン30 UDLの視点で,生徒全員の学びを支える (明治図書出版)
全部がUDLという感じはしませんでしたが、具体的な授業アイデアが掲載されていて参考になりました。
授業のUD的な部分もありますが、教科とセットなので、分かりやすい。
UDL NOW!
日本LD学会第27回大会(新潟)で特別講演をしていたKatie Novakさんのお話がとても参考になり、興味が沸いたので購入してみました。Katie Novakさんの著書「UDL NOW!」 (CAST)で全編英語なので、正直読みづらいけど、なんとなく読めるので、おもしろそうなところを読みました。英語が読めないので、翻訳されたものがあればいいのですが…。
雑記(備忘録)
2024/3/3
オススメの机で使っているドリンクホルダー(クランプ式)
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UDL
2024/2/12
個別最適な学びとUDL
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雑記(備忘録)
2022/3/7
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ICT
2022/2/19
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